『待つ』ということ
さて、あなたは日々の生活の中で、 『 待つ 』 という事をしていますか?
「もちろん! ついこの間も、2時間ならんであのパンケーキ食べてきたばっかりだし~~♪」
という方もいますかね・・・。
人気のレストランやディズニーリゾートのアトラクションなどに出来るながーい列!!
じっと並んで待つ人…ひと…人…。
並んで待つという事、それでますます期待値が上がり、達成感も得られるのかな^^!
その時間も楽しめるんだったら、それはそれでいいと思いますよ~♪

では、こんな場面ではいかがですか?
あなたのお子さんが目の前で転んだとしたら…?
「もちろん、一目散に駆け寄って助け起こしま~す!」 ですか…?
この転ぶという事を比喩的にとって、『 失敗 』 だとしたらどうでしょう…?
可愛い我が子の為と、あれやこれやと手をつくして、その失敗をリカバリーしてあげたり、
2度と失敗のないようにと、『 転ばぬ先の杖 』 を大盤振る舞いですか?
実はかくいう私も、かつてはこんなことをしていました・・・^^;
しかも、母親たる者かくあるべき!! と確信して・・・。
でもこれってどうなんでしょうか?
子どもが自分の足で立ち上がるチャンスを、自分で考えて行動するチャンスを、
そこから多くのことを学べるチャンスを、つぶしてしまっていることになりませんか?

“ この子ならきっと大丈夫、自分の力で立ち上がれるし、歩いていけるはずだ!”
と信じて見守り 『 待つ 』 ということ。
子どもの成長と自立を願うなら、これが大切。
でも、これって、かなりストレスがかかることなんですよね…!
だからついそのストレスに耐えきれず、手や口を出したくなってしまう…!
これは親子関係に限ったことではありませんね。
たとえば、職場などで新人を育てるときにも、同じことがいえるでしょう。
だから、思わず手や口を出したくなる場面に出会ったら…ちょっと待って!
「それはいったい誰の為なの?」 って自分に問いかけてみましょう♪
本当に相手の成長と自立を願うなら、そこはぐっとこらえて…
信じて見守り 『 待つ 』 !! …!
