心を癒すお花について
四季のある国に暮らしていると、季節ごとに、その姿かたちや色、香りで、私たちを楽しませ、元気
づけ、癒してくれる草花たちとの出会いに恵まれます。
これは、そんな草花をこよなく愛する私がお届けするメッセージです。
幸せを呼ぶ花 鈴蘭 ( スズラン )
白く可憐で、まさに鈴のような花が、うつむきかげんに咲き連なる…スズラン❀
ヨーロッパでは、鈴の形をした花は春のシンボル、幸せを呼ぶもの、と考えられています。

フランスでは、5月1日はメーデーであると同時に 『 スズラン( ミュゲー ) の日 』 ❀❀
お世話になっている人や愛する人、家族などにスズランの花束を贈る習慣があり、道端や広場
にはたくさんの露店も現れ、街がにぎわいます。
贈られた人には幸福が訪れるとされ、女性から男性に贈ると愛の告白になるとか ♡ ♡
また、スズランは 『 聖母マリアの涙 』 とたとえられることもあり、花嫁に贈る花としても有名です。
そうそう、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式でも使われていましたよ♡
「 意識しない美しさ 」 「 純粋 」 「 幸福が訪れる 」 「 純愛 」 「 希望 」 「 愛の告白 」…
幸せに満ちた花言葉は、そんな風習のもととなっているものばかりですね♪

スズランの芳香は、バラ・ジャスミンと並んで三大フローラルノートと呼ばれ、その透明感のある
キリリと爽やかな香りは、香水や石鹸の香料にも使われています。
代表的なのは、スズランをこよなく愛したクリスチャン・ディオールの 『 ディオリッシモ 』…❀
そんなスズランの香りは 『 聖なる香り 』 とも言われ、好きな人にふりかけると、自分に振り向いて
くれるという言い伝えもあります…!
〝信じる者は救われる〟といいますから… 試してみますか?!