〝残心〟という美

皆さんは〝 残心 〟という言葉をご存じでしょうか?

武道や茶道などの心得のある方には馴染のある言葉かもしれませんが、簡単な意味をご紹介

しておきましょう。

『 心が途切れないということ。 特に技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っ

ている状態。 また、技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の

美学や禅と関連する概念でもある。』  ( Wikipedia より抜粋)

先日、私はこの言葉に、母校での心理学講座で久しぶりに再会しました。

講師は、先輩心理カウンセラーでもある、メイク教室 『美塾』 の塾長 内田裕士さん。

どんなお話が聞けるのだろう…!と、とても楽しみにして迎えた講座で語られた〝 残心 〟…。

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メイクをする時には、〝 顔を愛するように触る 〟…。

そして一つひとつの動きに心を込めて丁寧に…。

そうして美しさが生まれる時には、その所作も美しく、残心へとつながる…。 

そんなお話を伺っていたら、思わず涙がこみ上げてきてしまったのです。

何かと慌ただしい日々の中、何をするにも、つい雑になっていたのではないだろうか…。

心を込め、丁寧にしたからといって、かかる時間がそう変わるわけではないだろうに…。

所作の美しさ、そして〝 残心 〟忘れて過ごしていたのではないだろうか…。

反省することしきりです。

〝 美しさ 〟とは、表面上のことではなく、総合芸術だと言います。

一つひとつの所作に心を込め、自分を愛しみ、人を愛しむこと、

そして、一期一会の今という時、出逢いをかみしめ、その余韻を楽しむ…残心。

そんな一つひとつのことの積み重ねが、本当の〝 美 〟に通じるのでしょう…。


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