心を癒すお花について

四季のある国に暮らしていると、季節ごとに、その姿かたちや色、香りで、私たちを楽しませ、元気

づけ、癒してくれる草花たちとの出会いに恵まれます。

これは、そんな草花をこよなく愛する私がお届けするメッセージです。

窓辺を飾る花  ゼラニウム

種類も多く、さまざまな花姿、色がほぼ一年中楽しめるゼラニウム

ハーブとしても古くから色々な用途に使われてきました。

種類によっては、葉に独特の香りがありますが、一般的な園芸品種の多く(花ゼラニウム)

は、青臭いにおいがして、それを嫌う方もいらっしゃいますよね。

ヨーロッパの街などでは、窓辺に赤いゼラニウムが飾ってあるのをよく見かけます。

これは、魔除けや災厄から家を守るためだと言われていますが、そんなゼラニウムのにおいを

虫が嫌うので、虫除けの役割も果たし、窓辺に置く花の定番になっています。

1ゼラニウム 窓辺 .jpg

そして、ゼラニウムの花には、こんな言い伝えがあります。

ある日、イスラム教の預言者マホメッドが洗濯したシャツをアオイ科のマロウという植物に

かけて干していました。 そうしたら、シャツが乾いた時に、マロウが鮮やかな赤い花をつ

けるゼラニウムに変わっていた…というのです。

ということで、ゼラニウムは、イスラム教の開祖であるマホメッドの徳をたたえるために、

アラーの神がこの世に創造した植物であるといわれているのです。

2ゼラニウム .jpg

さて、ゼラニウムの中で、芳香を放つ品種をセンテッド・ゼラニウムといいます。

バラのような香りのするローズゼラニウムや、レモンのように爽やかなレモンゼラニウムなど

があり、ジャムの香りづけや入浴剤、石鹸や香水の原料として使われていますが、アロマテ

ラピーで使うエッセンシャルオイルには、ローズゼラニウムが最も適しているようです。

ゼラニウムの芳香成分は葉脈や茎の中に含まれています。

1キロのエッセンシャルオイルを抽出するのに、800キロものゼラニウムの葉が使われると

いうのですから驚きです

1ローズゼラニウム .jpg

ローズに似た、ほのかに甘い芳香の中に、ちょっぴりミントのような爽やかさも感じるその

香りは、ローズと共通の成分を含んでいるので、ローズと同じように、女性を魅了し、女性の

役に立つ特性をたくさんもっています。

しかし、ローズはとても高価なエッセンシャルオイルなので、〝 ばらの香り 〟 といわれている

芳香商品が、実際にはゼラニウムで香りづけされていた…などという不名誉、不道徳な使わ

れ方をすることもあります…。

ゼラニウムはローズに似てはいるけれどもローズではないのです。

ローズのふりをして使われるなど、心外この上ないでしょう。

ゼラニウムはゼラニウムとして、敬意をはらって使っていきたいものです

私は、ゼラニウムの花も、エッセンシャルオイルも、ゼラニウムとして愛しています


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