心を癒すお花の話

四季のある国に暮らしていると、季節ごとに、その姿かたちや色、香りで、私たちを楽しませ、元気

づけ、癒してくれる草花たちとの出会いに恵まれます。

これは、そんな草花をこよなく愛する私がお届けするメッセージです。

〝午後4時〟の花  白粉花(オシロイバナ)

いつもは自転車でさーっと通りすぎてしまう仕事帰りの道、出がけの雨に歩いて出かけたある日

のこと、道端に咲くオシロイバナをみつけました。 暗がりの中でもその鮮やかな花色はパッと目

を引き、あたりに漂うほんのりとした香り・・・

オシロイバナは、英名で〝 Four o'clock 〟とも呼ばれるように、夕方から花が咲きだすので、

〝 夕化粧 〟という別名もあります。 明け方には閉じてしまう一夜限りの花ですが、次々と花

を咲かせ、夏から秋まで楽しめます。 南アメリカが原産で、日本には江戸時代に渡来したと

言われています。

オシロイバナの花びらのように見える部分は実はガクで、花の根元の緑色の部分は、総苞

( そうほう ) と呼ばれ、花が咲き終わった後、種が黒く熟すまで、それを優しく包んで守って

いるのです・・・

そして、オシロイバナといえば、この種

子どもの頃にたくさん集めてきては、おままごとのご飯にしたり、すりつぶして中の白い粉

を出したり・・・ そうそう、しぼんだ花 ( ガク ) をたくさん集めて色水を作ったりもしました

そういえば、我家の娘達もそんな事をしていましたね ^^!

いつの時代も、子ども達にとって、身近にあり、親しみのある花・・・なのでしょうか。

オシロイバナには、花色が突然変異を起こしやすい遺伝子があり、一本の木から様々

な色の花を咲かせることも珍しくありません。 そんな様子から 〝 Marvel of Peru 〟 

( ペルーの不思議 ) とも呼ばれています。

花言葉は、夕方から咲き始める事からでしょうか、 「 臆病 」 「 内気 」…その密やかに咲

くさまからか 「 あなたを想う 」 というのもあります。 そして、同じ木から違う色の花をつ

けるからでしょうが、「 信じられない恋 」…などというのもあるんです。

いつもと違って、ゆっくり夜道を歩いたから見つけられたオシロイバナ✿ 

それは、私にとっては、幼い無邪気な日々を思い出させてくれる花だったのです。

だからなのでしょうか、そこからは足取りも心も軽くなったような … そんな気がする私

です


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