心を癒すお花の話

四季のある国に暮らしていると、季節ごとに、その姿かたちや色、香りで、私たちを楽しま

せ、元気づけ、癒してくれる草花たちとの出会いに恵まれます。

これは、そんな草花をこよなく愛する私がお届けするメッセージです。

収獲への感謝と悪魔祓いの祭りのシンボル  カボチャ

カボチャの開花は6月から8月で、まさに夏の花です。 このタイミングでご紹介するのは

ちょっと季節はずれなのですが、何と言いましても今日はハロウィン。 そしてハロウィン

といえばカボチャ…ということでお話させていただきます。

カボチャの原産地は中央アメリカや南アメリカで、コロンブスが新大陸を発見したときに

ヨーロッパに持ち帰ったものの一つです。 当初は、貴族や大商人たちの広大な庭園な

どで、次々と咲く大きな花と、ごろごろと生る実を眺めて楽しむ鑑賞植物だったそうです。

日本には16世紀に、ポルトガル船によりカンボジア産の植物として伝えられ、その

〝カンボジア〟がなまって〝カボチャ〟と呼ばれるようになったそうです。

直径15センチほど、雄花と雌花がある大きな花、 そして四方につるをグングンと伸ば

していくさまから、花言葉は「大きさ」 「広大」…なるほど、納得な感じですね。

現在おもに栽培されているのは、日本カボチャ、西洋カボチャ、そしてその交配種の

ぺポカボチャで、ハロウィンに大活躍の〝ジャック・オー・ランタン〟に使われるは外皮

がオレンジで大型の、このぺポカボチャです。

古代ケルトでは11月1日が新年で、大みそかにあたる10月31日の夜には、作物を荒らす

悪霊がやって来ると言われていました。 その悪霊祓いの祭りが、ハロウィンの原形で、ラン

タンもカブで作られていたそうですよ

それが19世紀後半に、移民とともにアメリカに伝わり、オバケや悪魔の仮装をした子どもた

ちが、「Trick or Treat!」と言って家々を回る、今のようなかたちになり、ランタンも、カブ

よりも収量が多かったカボチャで作られるようになっていったのだとされているのです。

カボチャをくりぬいて作るジャック・オー・ランタンは、亡くなった人達の霊を迎え、悪霊を遠ざ

けるために玄関や窓辺に灯すものだそうです。 そうしてみると、ハロウィンは、なんだか日本

の大晦日や節分、お盆の行事にも似ているところがあって、面白いなあと思います。

そしてカボチャといえば〝シンデレラ〟でも大活躍ですね。 フェアリーゴッドマザーの呪文

「 ビビディバビディブー♪ 」 で、シンデレラをお城の舞踏会へと運ぶ素敵な馬車に変身した

カボチャ。 こどものころから大好きな、心ときめくシーンです。

夏に咲く大きな黄色い花は、秋を迎えるころ大きくて栄養たっぷりな実をつけます。 保存も

きき、寒さを迎えるこれからの季節、風邪などに負けない抵抗力をつけてくれるスーパー野菜

だともいえるのです。 花も美しく、その実は物語やお祭りで大切な役割をもち、しかも美味し

く健康に役立つ…。 なんだか今夜は、無性にカボチャをいただきたくなってきました!


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心理カウンセラー永倉知佳(ながくらともか)による子育てママのためのセラピー&カウンセリング・魔法の質問講座

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