〝心を健康にたもつ〟ということ その7

さて、今回は〝心を健康にたもつ〟ということについての第7回目、心の不調に気づいた時に、すぐに

できるケアとして、前回お伝えした〝アロマテラピー〟の補足をお伝えして参ります。

私たちには〝五感〟といわれる5つの感覚機能があります。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚がそれで、

外界を感知して、その情報を脳に届ける、大切な役割を果たしています。

その五感の機能と心の病気には、関連性があるということが、臨床的にもよく知られています。 たとえば、うつ病になると、嗅覚や味覚が鈍くなる傾向が多く見られたり、強迫性障害では、嗅覚が

過敏になりやすかったりします。 なので、いつも嗅いでいる匂いがわかりにくくなったり、刺激臭に感じ

たりする場合は、自覚があってもなくても、心が疲れている可能性があると言えるのです。

そして、嗅覚は味覚とも密接なかかわりを持っています。嗅覚が低下したり、正常に働いてくれないと 食事を美味しいと感じることが出来なくて、食欲が減退してしまい、体力の低下や栄養バランスの乱

れを引き起こすこともあります。 最近では、認知症の発症や重症化の予防と嗅覚の関係も知られるようになり、生涯を通じて、心身

ともに健康に過ごすためのバロメーターとして、嗅覚は本当に良い役割をはたしてくれているようです。 メンタルケアでのアロマテラピーの活用は、ちょっとした不調や不安を感じた時や、リラックスしたいと思った

時などにすぐにできて、気軽に毎日続けられるものが一番です。 特別な道具もいりません。ティッシュと好みの精油があれば、歩きながらでも、眠りながらでも、そして入

浴をしながらでもどんな時にでもすぐに使って頂くことが出来ます。 自分の心に元気を届けてくれる香り…。 深いリラックスを届けてくれる香り…。 そんな香りを知り、それ

を活かし、心を健康にたもつケアのひとつとしていただけたら…と思い、そして願う私です。 では、次回は同じく植物の力を活かした、メディカルハーブのお話をお伝えしたいと思います。


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