心を癒すお花の話

四季のある国に暮らしていると、季節ごとに、その姿かたちや色、香りで、私たちを楽しま

せ、元気づけ、癒してくれる草花たちとの出会いに恵まれます。

これは、そんな草花をこよなく愛する私がお届けするメッセージです。

七草粥で楽しむ 春の七草 

せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(母子草)、はこべら、仏の座、すずな(蕪)、すずしろ

(大根)…。  新春の1月7日、〝人日(じんじつ)の日〟にこの7種類の野菜を刻んで

入れた〝七草粥〟は〝人日の節句〟の行事食です。

〝七草粥〟は、中国の唐の時代、〝人日の日〟に 『 七種菜かん 』 という7種類の若

菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願っていたことに由来します。

これが日本に伝来し、年の初めに若菜を摘み、自然界から新しい命をいただく〝若菜

摘み〟という日本古来の風習と結びつき、平安時代の宮中行事として〝七草粥〟を

食べるようになっていきました。

さらに、江戸時代には〝人日の節句(七草の節句)〟として、ご節句のひとつに定められ

庶民の間にも定着していきました。

昔は前日に七草を摘みに出かけ、神前に供えてから7日の朝におかゆにしたそうですが、今では

なかなかそういうわけにはいきませんね。 私はスーパーや八百屋さんの店頭でパックになったものを

買っていただいています。

〝七草粥〟は、みずみずしい野菜の持つパワーで邪気をはらい、万病を除くという呪術的な

意味と、お正月のご馳走続きで疲れた胃腸を休め、冬に不足しがちな青菜をたっぷり取り、

栄養補給をするという効用もあります。

太陽暦の1月ではまだ見かけませんが、ナズナもハコベラも本当に可愛らしい花を咲かせます。

これはナズナ。 〝ぺんぺん草も生えない〟なんていう表現にも使われますが、どうしてなかなか

可愛らしい花姿ではありませんか(^▽^)/

そしてこれはハコベラ。 密やかにしてキュートですよね。 こういう野の花も本当に好きです。

そして、どちらも子どものときによく摘んで、おままごとやら何やらで遊んだものです。 

七草がゆをいただくと、松の内も終わりです。 子どもたちの冬休みも終わり、世間が通常モードへと

戻っていきます。 そして、受験生にとっては一番厳しい季節、塾講師をしている私にとっても何かと

プレッシャーの多い季節がやってきます。

そんな私たちの心に春がやってくる日まで、春の陽射しに野の花もほほ笑む日まで、若菜のエネルギー

で体調を整えて過ごしていきたいです(^▽^)/


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