〝自分だけ〟でも〝自分のせい〟でもない!

出産後の母親たちの多くが、なぜか湧き上がってくる孤独や不安に悩まされるという事実…その原

因は、太古の人類が子孫繁栄のために作り出していた人類独自の育児スタイル〝共同養育〟

に対する本能的な欲求にあるようなのです…。

そう、私たち人類は、進化の過程で〝共同で保育する〟、必要な時には〝子どもを預けられる〟

ようにすることで、育児をしながらでも次々と出産して、多くの子孫を残すことが出来るようになって

いったのです。

生まれて間もない我が子を、母親が他人に預けることが出来るのは人間だけ…、そう言われれば

そうですよね。

ところがです、現実に目を向けると、現在、子育て家庭の核家族率は約8割です。そんな中での

〝共同保育者〟である夫は、仕事が忙しくて…という状態のご家庭が少なくないのはありませんか。 〝イクメン〟などという言葉が語られること自体、夫の育児への参加がままならない現実の裏返し

のように私は感じています。

では、ベビーシッターなどの現代版〝共同保育〟のシステムはどうかといいますと、日本ではまだま

だ浸透していませんよね。

出産によって、母親たちに生まれる〝本能的な共同保育の欲求〟。 でも現実には、誰も助けて

くれる人のない中子育てをする…。 人間というものは、こんなことが出来るように作られていないの

です!  多産を可能にしてきた、人類進化の歴史に反しているのです! 少子化の根本的な原

因は、こんなところにあるのではないかと私は思います。

そんな環境の中、母親たちが救いを求めていく先のひとつがいわゆる〝ママ友〟なのですね。 私の子育て時代は、近所の公園に集まるママたちとのつながり、幼稚園や学校でのクラスメイトの

ママ達とのつながりがそのほとんどでしたが、今やネットを介して、遠く離れた地域の方同士がつなが

ることも珍しくはないようですね。

母親なのに、子育てがうまく出来ない…今のやり方に自信が持てない・・・こんな情けない母親は

私だけ? そして、それはすべて私のせい? 初めての出産・育児に戸惑い、そんな風に思っていた

私が、少しずつそこから抜け出していけたのも、〝一人で何とかしなくては!〟と思い〝一人で悩む〟

ことを少しずつ手放していったからだな…と振り返っています。

パートナーはもちろん、ご両親、お友達…、公的機関の相談員の方たち、そして私たちのようなカウ

ンセラー…、素直に助けて!と言ってみる、あるいは話を聞いてもらうだけでも、その不安や孤独感は

少し軽くなっていくものです。

子育てに悩むのは〝自分だけ〟でも〝自分のせい〟でもありませんよ!


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心理カウンセラー永倉知佳(ながくらともか)による子育てママのためのセラピー&カウンセリング・魔法の質問講座

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