心を癒すお花の話

四季のある国に暮らしていると、季節ごとに、その姿かたちや色、香りで、私たちを楽

しませ、元気づけ、癒してくれる草花たちとの出会いに恵まれます。

これは、そんな草花をこよなく愛する私がお届けするメッセージです。

いつまでも…の思いを届ける花 花水木(ハナミズキ)

桜が散り、若葉が目にまぶしくなってくると、この花を街角に見かけるようになってき

ます。 ミズキ科の植物の中で、花が目立つ…ということで〝ハナミズキ〟と呼ばれ

ているこの木は英語では〝Dog wood〟と呼ばれ、樹皮の煮汁を犬のノミ退治の

薬に使ったのだそうです。

北アメリカ東部が原産で、ノースカロライナ州とバージニア州の州花となっており、ア

メリカを代表する花の一つです。 木いっぱいに、白または薄紅色などに色づいた花

を咲かせたその姿を見ると、元気で優しい気持ちがわいてきます。 

ところで、この花びらのように見えるところは、実は総苞片(ソウホウヘン)と呼ばれる葉が

変化したもので、本当の花はその中心に固まっている黄緑色の粒々なのです…。 まあ、

植物学的にどうであっても、眺めるほうとしては〝花〟としか言いようがありませんよね。

また、ハナミズキは、夏の間に葉陰でひっそりと果実を育て、秋分を迎えるころには、ま

だ緑濃い枝の先々で、珊瑚のように真っ赤に色づいた姿を楽しめます。 そしてそれを追

いかけるように紅葉も始まり… 1年を通して楽しめる樹木として、街路樹や公園樹、庭の

シンボルツリーなどとして広く愛されているのです。

ちなみに、この実はいただくととても苦いそうですよ!

さて、ハナミズキにはこんなエピソードがあるのをご存知ですか?  

毎年春にワシントンD.Cで行われる〝全米桜まつり〟でも知られる、.ポトマック河畔の桜。

これは、1912年に、当時の東京市長 尾崎行雄氏が日米友好を願い、ソメイヨシノ約

3000本を寄贈したものです。 そして、その〝返礼〟として1915年にアメリカから日本

に贈られたのがハナミズキだったのです。

ハナミズキの花言葉に「返礼」があるのはこれに因んでいるのでしょうか。 そして他に

は「永続性」 「私の想いを受けてください」 「公平にする」 「華やかな恋」 などがあります。

〝ハナミズキ〟といえばもう一つ、2004年2月11日にリリースされた、一青窈さんの

ヒット曲を思い出す方も少なくないのではないでしょうか。  この歌は、ラブソングのよ

うに聞こえますが、実は2001年9月11日のニューヨークでの同時多発テロ発生時の

アメリカの友人からのメールをきっかけに書かれたものです。

〝君と好きな人が百年続きますように…〟の言葉には、花言葉の「永続性」を踏まえて

平和を訴える強い気持ちが込められているのですね。

ハナミズキにはやはり青空が似合うように思います。 春の花のバトンを桜から受け取

るかのようにして、空に向かって開く白や薄紅色の花、そしてつややかな緑の葉!

爽やかな季節の幕開けを告げる花を〝ハナミズキ〟の歌を口ずさみながら見上げる

と、まるで天使たちが枝先に舞い降りてきているように感じて…思わず笑顔になる

私です。


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